ライナー・マリア・リルケ(1875–1926)は、20世紀初頭を代表するドイツ語詩人・小説家のひとりです。

孤独や不安、愛や死といった人間の内面を深く描き、感情を直接叫ぶのではなく、事物を精密に見つめることで精神世界を表現しました。
作風から察せられるように、個人としての生涯はなかなかストレスフルだったようで、パリで過ごした青年期、貧しさゆえに家族で安定的な共同生活を送ることができず、その都市的・機械的な環境もあって、不安や孤独を強く意識、神経的緊張を深めていました。
そうしたなか、主に創作と静養、そして精神的転換のために1906~7年の一時期滞在したのが、ナポリ湾に浮かぶカプリ島。
カプリ島は当時、多くの芸術家や知識人が集まる場所で、南イタリア的な明るい光や自然、比較的ゆるやかな共同体生活がありました。
そんなリルケのカプリ島での日々に想いを寄せて生まれたのが、この五分丈袖のプルオーバーシャツ、その名もRILKE。
カプリシャツとTシャツを掛け合わせたデザインで、肩肘張らず、それでいてすっきりとした、品の佳い一枚です。
胸元に深く切り込まれたスリット、放っておくと色気が強まりすぎかねないところ、水牛ボタンが程よく抑えています。

毛羽立ちが少なく、艶のあるハードマンズのリネンは、猛暑のなかでも涼やかな表情を崩しません。

夏の強烈な蒸し暑さでも知られる京都に拠点を置くTOKIARIです。
安心して身を預けられますね。
カプリ島で半年ほどを過ごしたのち、リルケはパリに戻り、創作に専心しました。
翌年、再び静養のためカプリに一時滞在していますので、休息の場所として性に合っていたのでしょう。
不安の強まるばかりの昨今、リルケにとってのカプリ島のような、心休まる一着になると思います。
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