その答えがもう思い出せないほど、今年の9月は雲に覆われっぱなしで、空同様に気分まで靉靆となるばかりでした。
快晴は夏の暑さと一緒に戻ってきましたが、それでも長雨で加速した秋は止まらず、

明日からまた雨が続くようで、この暑さもすぐに落ち着くとのこと。
今年の秋は、長くなりそうです。
秋めいてくると、こうした煤けたような雰囲気のシャツが魅力的に感じられてきますね。
しかし土っぽい配色のチェックは、ともすれば簡単に汚らしくなってしまうもので、その匙加減にデザイナーのセンスが問われます。
しかしそこはmando。
ほどよい野趣を漂わせながらも、泥臭さ、野暮ったさなど微塵も感じさせません。

この絶妙なカラーリングの生地に塩縮加工を施すことで、さながら長年着込んで柔らかくなり、肌に馴染んだ服のような、仄かな凹凸感のある風合いを生み出しています。

適度に主張を見せつつも、決して悪目立ちしない、とても上品なバランスです。
シャツ自体は程よくスマート、かつ肩の力の抜けたような独特の洒脱なシルエットで、いわゆるアメカジの服とは一線も二線も画します。
袖を通してみれば、着心地のよさ、着用時の美しさにきっと驚かれるはずです。
ますます冴えわたるベテランの妙技、この秋もご堪能ください。










































































