すでに当店の夏の大定番といってもよいくらいのポジションを確立している、ガルド修道院製レザーサンダル。

一時期は修道院の改築によって生産ができなかったこともありましたが、今年も無事入荷することができました。
修道士さんたちと神様に感謝です。

毎年ご好評いただいているメンズのサンダルBenoît(ブノワ)は、人気の黒に加え、
革本来の風合いがはっきりと出た、透明感のある仕上げの茶色も。
フランス南西部ポーのタンナーから仕入れた肉厚の牛革は、「なんだか靴擦れしそう…」と思わせて、実はとても足当たりが優しく、当初の硬さも履いていくうち適度にほぐれて、どんどん馴染んでいきます。

厳格そうな雰囲気なのに心優しい、まるでガルド修道院の修道士さんたちのようです。

足当たりのよさだけでなく、歩きやすいというのもこのサンダルの特徴。
安心感のあるグリップ性能を備え、長時間の使用にも応えてくれます。

聞けば、修道士さんたちはこのサンダルを自分自身でも年中履いているとのこと。
このサンダルの名にもなっている聖ベネディクト(Saint Benoît, 480-547)の教え「清貧」「勤労」に則った、“Ora et labora(祈れ、そして働け)”の言葉の通り、日々祈り、その合間にサンダルなどの製造を行う、そんな勤勉な修道院での暮らしのなかで実用的なギアとして機能するというのは、何よりの信頼となりますね。
ちなみに店主も愛用者で、修道士さんほど説得力はありませんが、その使い心地は自信を持ってお伝えできます。
このBenoîtのレディースモデルScholastique(スコラスティック)は、当店では初登場ですね。
神学者や哲学者によって確立され11世紀から15世紀にかけて隆盛を誇ったスコラ学の名を冠したこのサンダルは、基本的にはBenoîtとほぼ同型ではありますが、細部が女性向けにアレンジされています。
まずバックル、Benoîtの武骨で渋いものと異なり、円みを帯びた優美なものを採用。

木型も女性の足の骨格や筋肉に合わせて比較的華奢なものを使用しているなど、失礼ながらアレンジの着眼点がとても修道士さんとは思えません。
つくりもですが、プロ級の仕事っぷりですよね。
どちらのモデルも、当店の服との相性が頗る好く、暑い時期を通して装いの足元を支えてくれることは間違いありません。
聞けば、早くも来週から夏さながらの気温になるとか。
サンダルの季節は、もう目の前です。































































































