この夏も大好評を賜り完売となったKIMURAのシャツ。
どこまで生地を裁断することなくシャツを作れるのかという異様なテーマ、それを実現する高度な技術と独創的パターンワーク、その結果としての美麗なシャツは、孤高の存在すぎて何者とも比較できないKIMURAの現在地を示しています。
真夏の盛りでまだまだ夏物をお探しの方も珍しくありませんが、チラホラと晩夏や秋を意識する方も出はじめているこの時期、またもやKIMURAが妖しい輝きを放ち出しているようです。
経糸緯糸ともにインディゴ染め糸を使用した平織の生地を使用したものと

KIMURAオリジナルのダークグリーンに染められたフィンクスコットンのブロード生地、

雰囲気こそ異なれど、設計はまったく同じです。
無裁断シリーズの究極系とも称すべき魔のシャツ、とくとご覧ください。
そもそもこのno pinhole shirtは半袖からスタートし、当店でも人気品番のひとつです(今年はブログ登場前に完売してしまいました)。
生地をまったく裁断することなく端(いわゆる耳)をそのまま使用した裾、袖口は不思議な薄さ、軽さを生み出します。
今回は生地によって印象がだいぶ異なりまして、インディゴは明確な赤耳がアクセントに、

一方でダークグリーンは耳らしくならないよう穴を開けず織り上げているため、まるで鋭利な刃物ですっぱり切ったような表情となっています。

問題は袖口です。
半袖なら、そのまま使用すればよかった(それでも通常ではあり得ないような設計ですが)ところ、長袖となるとカフスだったりスリットだったりプリーツだったりと、難題が並んでしまいます。
ではどうするか。
半袖をそのまま長くする仕様にすれば解決しそうですけれども。
こちらの浅はかな想像を軽々と超え、narrowing dardiganでも発揮された成形技術が唸りに唸り、一枚の生地を構築的な袖にしてしまいました。

こんなにもシンプルで、ミニマルで、クリーンで、異形で、そのうえ永続的な美しさを帯びたシャツを生み出すとは、何なることでしょう。
取り扱いをはじめて10年経っても驚かされてばかりで、いつまでも恐るべき存在です。
オンラインストアはこちらです→ インディゴ×インディゴ/ ダークグリーン




























































