人の営みに関わる行為というのは何も生命維持に必須であるとは限らず、有用と無用のあいだのグラデーションのなかに散らばっているものです。
たとえば文章を「書く」。
絵を「描く」。
衣類などを「縫う」「編む」。
どれも、少なくとも現代社会に於いて絶対に行わねばならないわけではありませんが、しかし暮らしに潤いを与え、真の意味での豊かさを付与してくれます。
これらの行為を「着る」とするならば。
「書く」「描く」「縫う/編む」にまつわる道具が散りばめられた服なんて発想もあります。

生地全体に抜染でプリントされているこの柄は、先日ご紹介したコートや栞など、written byのクリエーションのパートナーとしてもはやおなじみ、「紙のテキスタイル」を展開するユニットRivotorto Piecesとのコラボレーションによって生まれました。

つい柄にばかり目が行ってしまいますが、やや肩に傾斜のかかったボックスシルエットは、身に纏ったときの姿が美しく、そして着心地も軽快。
ビッグサイズの胸ポケットも、控えめながら面白いあしらいです。

基本的にはだいたい同じなのですが、胸ポケットには筆などを通して固定できるようなループ状のホルダーが追加され、

また裾もスクエアにカットされており、長袖に較べややワークウェア調のカジュアルなデザインに寄せられました。

どちらも、生活のなかの実用品としての(それはもちろんファッションとしての意味合いも内包します)衣料であるだけでなく、生活の行為に対して向き合い思索するための媒体でもある、そんなシャツです。
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