ここではない、どこかの話です。
毎年、冬支度をはじめるころ。
ある車掌さんのもとには何通もの手紙が届きます。
ファンレターとかラブレターではなく、どれもその送り主の思い出を綴ったものばかり。
もちろん一方的な自分語りの怪文書というわけではありません。
仕事の依頼です。
その車掌さんは、手紙を読むと行き先と日取りを決めて、当日の乗車券をそれぞれの依頼人に送ります。
依頼人が乗るのは、<憶念車>。
年に数回、こうして人々の思い出の地を走る、不思議な列車です。
乗客は、自分そして他者の記憶を巡りながら一年を振り返り、その旅をまたさらに思い出として、新しい年に臨みます。
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この<憶念車>の車掌さんが仕事着として着ているのが、Railway uniform shirtです。
バイオ・シリコン含浸・エアフロー加工と、幾重にも処理を施した風合い豊かなコットンリネンウェザークロス、

生地によってだいぶ印象が変わりますが、型は同じです。
肩線の位置が一般的なシャツより内側に置かれた、立体的かつユニークな構造。

着る人の性別や体型に縛られるのではなく、それぞれの個性に対応できる設計となっています。

メンズのようなレディースのような、どちらでもないような、独特のポジションに立つシャツです。
それでいて、あくまで車掌の仕事着ですから、実用面は抜かりありません。
両脇には縫い目に沿ってハンドポケットが配置され、細々としたものを収めることができます。

ところで、ウェザークロスの柄について「なんだろう…?」と思われる方も少なくないでしょう。

端的にいえば、さまざまな街に向かって駆ける馬を描いています。
少々話が脱線しますが、英国の鉄道は国の事業としてでなく各地の私鉄からはじまり、それぞれに敷いた線路が都市へと向かい、交差するところにハブ駅が建ったそうです。
こうして駅から駅へと走る列車を、馬に見立てました。
インクの滲んだ古い切符のような幻想的なぼかしが、往時の鉄道の記憶をしのばせ、当時を知らないはずの我々の心にノスタルジーを喚起します。
ここにも「記憶」の概念が組み込まれているとは、<憶念車>の車掌の服ならではですね。
ファンタジーと機能性、まさしくASEEDONCLOUDそのものを体現したような、ロマンティックなシャツです。
オンラインストアはこちらです→ ピンク(Railway shirt cloth) / アイボリー(Railway memories print)






















































